建設業界に絶対に足を踏み入れてはいけない理由を知りたい人向けです。
日本にあるさまざまな職業の中で、施工管理(現場監督)の仕事は、最もハードな部類にあります。
早朝から現場に出勤して、工事現場での作業が終わった後にも、深夜まで事務作業に追われます。
さらに、若手が業界に見切りをつけるため、建設業に残った人間には、余計に負担がかかっているのが現状です。
現場によっては、戦争状態ともいってもよいほど、過酷な現実があります。
本記事では、施工管理の地獄とやばさを、筆者の体験談からお伝えしていきます。
大手ゼネコンの面接は圧迫面接|裏の意図を考えるべき
ゼネコンの新卒に対する面接は、超圧迫面接で知られています。
スベリ止めとして受ける人間だけでなく、本気で入社を考えている学生にも、平気で人格否定する言葉を投げかけられます。
私の友人は、理不尽過ぎる言動に対してブチ切れてしまい、面接の途中にでも関わらず、面接の会場から帰りました。
ストレス耐性を見極めようとしているのでしょう。
しかし、入社前で激しく詰められるのであれば、現場に配属になったときには、もっとキツめの詰めがあるのは、容易に想像できます。
施工管理として働こうとする人間は、圧迫面接をする裏の意図を真剣に考えるべきです。
【地獄】建設業界の闇|大手ゼネコンを2年で辞めた体験談

メンタルを病んだやばいエピソード2つ
私は建設業界の中でも、施工管理として働いていました。
いわゆる現場監督ですね。
この仕事のブラックさに気付いたのは、入社して数ヶ月もたっていないときです。
ちょうど2年で辞めたのですが、メンタルを限界まで削られたエピソードを紹介します。
・ワーカホリック上司の鬼詰め
・クロをシロとする現場の雰囲気
上記のくわしいエピソードは、以下からどうぞ。
ワーカホリック上司の鬼詰め
施工管理として活躍している人のほとんどは、狂気のレベルで仕事にのめり込んでいます。
プライベートを充実させるよりも、仕事に真剣にのめりこんでいき、部下にも残業を強制させます。
何か失敗をしてしまったときには、数時間にわたって、説教という名のただの暴言を聞くことになります。
仕事中毒の人間は、ストレスがかなりたまっているため、そのはけ口を求めて抵抗しない部下が標的になるのです。
説教は、夜の9時位から始まり、理不尽な内容の詰めが2時間位続いていました。
結婚して奥さんがいるような人でも、怒り狂った上司の前でボロボロと泣いているんですよね。
あまりにも異様な光景に対して、まじめに働くのがばからしくなり、転職を真剣に考え始めるようになりました。
クロをシロとする現場の雰囲気|欠陥工事だらけの現実
建設業界の最大の闇の部分ですが、人手不足により技術レベルが落ちて、欠陥工事が増えています。
また、客が指定した納期を死守するためには、多少の工事のミスは、なかったことにします。
とはいえ、スーパーゼネコンの欠陥工事は、テレビでニュースになりにくい現実があります。
なぜなら、事実をそのまま伝えてしまっても、どうしようもできないためです。
取り壊すしかないのですが、損失が大きすぎて、公の問題にすることができません。
進んでも引いても地獄というのが、実際の現場でして、クロをシロとする雰囲気が当然のように流れています。
実はメンタルを病む人がとても多い建設業
施工管理の仕事は、健全なメンタルを持っていて、体力があり長時間働ける人にとっては、天職といえます。
しかし現実は、どれだけタフな精神の持ち主でも、メンタルに不調を抱え、抗うつ剤や精神安定剤を隠れて服用している人が多いです。
仕事の責任が重く、仕事量をコントロールできないストレスは、他の業界と比較して抜群に高いため、無理もないことといえます。
そのため、現実を知っている人間からすると、建設業界に足を踏み入れるのは、絶対に『やめとけ』と心から伝えたいですね。
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まとめ
本記事では、実体験にもとづいて建設業界の闇についてお伝えしてきました。
入社するためには、相当の覚悟が必要となります。
建設業のゼネコン以外にも仕事はたくさんあるので、あえて飛び込む業界ではありません。
自分がどんな仕事に向いているか分からない人は、ミイダスの適職診断を受けてみることで、思いも寄らなかった未知の可能性に気づくことができます。